『Say It』
Michael Breker略歴
| ジャズテナーサックス奏者で11回ものグラミー賞受賞でも知られるマイケル・ブレッカーが2007年1月13日ニューヨークの病院にて白血病の為逝去いたしました。つつしんで、ご冥福をお祈り申し上げます。 マイケルは1949年3月29日、ペンシルヴァニア州フィラデルフィア生まれ。兄のランディ･ブレッカーと組んだブレッカー･ブラザーズで70年代にセンセーショナルな話題を巻き起こす。以来、フュージョン･シーンの最前線で活躍する一方、多数のポップス系アーティストと共演を重ねる。80年代以降はコルトレーン派のテナー奏者としてストレート･アヘッドなプレイでも実力を発揮。近年は、2001年『ニアネス・オブ・ユー：ザ・バラード・ブック』、2002年ハービー・ハンコック、ロイ・ハーグローブとの『デイレクションズ・イン・ミュージック』そして最近作（2003年発売）『ワイルド・アングルズ』とグラミー賞を3年連続受賞しました。 彼は親日家としても知られ1970年代にヨーコ・オノのツアーメンバーで初来日して以来40回以上の来日公演を行いました。多くの日本人アーティストとも競演。渡辺貞夫、渡辺香津美、小曽根真、木住野佳子といったジャズミュージシャン以外にもSMAPや吉田美和等のアルバムに参加したことから多くのファンに親しまれました。最後の来日はマウントフジ祭で2004年8月。 マイケル・ブレッカーといえば、超絶技巧派サックス・プレーヤーとのイメージが強いが、彼の音楽をよく聞けば、けっして単なるテクニシャンではなく、そのテクニックが深い芸術性に裏打ちされている事がよくわかる。彼に影響された若いサックス・プレーヤーがゾクゾク出てきているのを見ても、かれの偉大さが理解できる。
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今回のトランスクライブ・ソロは『Ｓａｙ Ｉｔ～over and over again』です。 『Ｓａｙ Ｉｔ』と言えば、ジョン・コルトレーンの超人気アルバム『Ｂａｌｌａｒｄ』のなかでも、特に大人気の曲で、その演奏があまりにも素晴らしすぎて、他のプレーヤーがこの曲を取り上げることはほとんど無いのだけど、たまたまYou Tube動画を見ていたら、マイケル・ブレッカーの『Ｓａｙ Ｉｔ』があって、聞いてみると素晴らしい演奏だったので、トランスクライブしました。 この映像は1999年11月４日のフジテレビの『ニュース・ジャパン』に特別出演した時のもので、コルトレーンに捧げて演奏したものです。
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| FujiTV Program NewsJAPAN "ELAN-JAZZ GIANTS" John Coltrane-Michael Brecker Nov. 04. 1999 Michael Brecker (Ts) Shuichi"PONTA"Murakami (Ds) Masahiro Sayama (P) Vagabond Suzuki (B)
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| YOU TUBE
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上記の「Ｙｏｕ Ｔｕｂｅ映像」または「音源」をクリックして音を聞きながら譜面を見て下さい。ユッタリとしたバラードですので、譜割りなど、一部不正確な部分や、音列など不明な部分もありますので、音源を何回も聞いて、自分なりの解釈をする事も重要かと思います。
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