Scott Hamilton

concord jazz CD

 「The Man Plays Request Standards」より

Transcribe Solo

「IT COULD HAPPEN TO YOU」

(曲目リスト)
1.枯葉
2.スターダスト
3.イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー
4.イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド
5.バーニーズ・チューン
6.イースト・オブ・ザ・サン
7.タイム・アフター・タイム
8.セタガヤ・セレナーデ
9.ザッツ・オール
10.オール・ザ・シングス・ユー・アー
11.インディアナ

(パーソネル)
Scott Hamilton(Tn.Sax),  Brian Lemon(P),  Dave Green(B),  Allan Ganley(Ds)

 

You-tube

 




今回のトランスクライブ・ソロはスコット・ハミルトンの「イット・クッド・ハプン・ツーユー」です。コンコード・ジャズ・レーベルの人気サックス奏者に、人気スタンダード・ジャズ曲を取り上げて作成したのがこのCDで、「スコット・ハミルトン・ウイズ・ストリングス」とともに人気を博した。

スコット・ハミルトンの魅力は何と言っても、そのテナーサックス音色の豊かさとビーバップ・フレーズの宝庫とも言うべき、フレーズの美しさだろう。一時はコールマン・ホーキンスの亜流と取られる時期もあったが、今ではその確かなサックス奏法とフレージングによって、大御所として大活躍で、そんな事を言う人は一人もいない。静かな夜更けに、ウイスキーでもチビリチビリやりながら、このテナー・サウンドに身をゆだねると、この上ない至福の時を迎えるだろう。

「It Could Happen To You」

ここではスコット・ハミルトンはこの曲を、テナー・キーでGメジャーで吹いている。ピアノの8小節のイントロの後、テーマを吹き、すぐにワン・コーラスのピアノのアドリブが続き、つづいてテナーのアドリブがツー・コ^ラス、ベースがワン・コーラスのアドリブがあって、最後にテーマに戻るとき、テナー・キーでB♭に移調している。